シアバターの成分


ハンドクリームやボディクリームなどに配合されたことで名前が知られることになったシアバターは、その保湿成分に注目が集まり、シャンプーにも配合されるようになりました。髪の潤いを保ってくれるシアバターは、西アフリカで栽培されているシアバターノキから取れる植物性脂肪です。

シアバターの成分は、そのほとんどがステアリン酸オレイン酸で構成されています。ステアリン酸はロウソクの原料にもなる物質です。オレイン酸はオリーブ油やチョコレートなどに多く含まれ、刺激が少ないことから化粧品やクリームなどの原料としても用いられています。どちらも天然由来の成分のため、その安全性は高いと言えます。原産地では古くから薬としても重宝していたようです。止血や消毒、傷の治療薬として、また白髪や抜け毛の予防薬にも使われていたと言われます。

シアバターは植物由来の油脂ですが、オイルではなくバターと呼ばれるのは、常温では固形で固まっていることからです。シアバターそのものを使う場合には、手の上などに載せると体温で溶かしながら用います。シアバター配合シャンプーの場合には、シャンプーに既に混ぜられている為、固まっているシアバターを溶かす必要はありません。